漫画のセリフをご紹介いたします
主人公「実家の整理を手伝いに来た」
主人公「ねえ、お母さん、こんなの出てきたよ。どうする?」
母「ああ。もう使わないから、いらないよ」
主人公「ほんと?」
母「うん。捨てちゃっていいよ」
主人公「えー?でもなんかもったいないなあ。いいやつでしょ」
主人公「もらっていい?」
母「いいけど・・・壊れてるよ、これなんて」
主人公「でも、いいブランドだよ。一応もらっとくよ。売れるかもしれないし」
母「売れないでしょー」
主人公「わかんないよ。捨てるくらいなら、いっぺん売りに持って行ってみる」
主人公「さて、どこに売りに行こうかな」
主人公「この間行ったあの店はダメよね。全然安い値段言われちゃったからね」
主人公「『買取大吉 新静岡店』ここ、よさそうじゃない?行ってみようか」
若林「いらっしゃいませ」
主人公「こんにちは」
主人公「わあ、お店の中、白を基調としていてきれいねー」
主人公「えーと、ネックレスと、指輪と、あと・・・」
主人公「バッグなんですけど、ちょっと壊れちゃってて・・・」
若林「かしこまりました。それでは査定させていただきます」
若林「査定している間、店内でお待ちいただくこともできますし、店外でお待ちいただいて査定が終わり次第ご連絡を差し上げる、ということもできますが、いかがいたしましょうか?」
主人公「じゃあ、終わったら連絡いただいてもいいですか?」
若林「かしこまりました」
若林「もしもし。お待たせしました査定、完了いたしました」
主人公「そうですか。ではすぐに戻ります」
若林「それでは、ひとつひとつ、ご説明させていただきます」
主人公「はい。お願いします」
若林「こちらの指輪はこのお値段です」
主人公「はい」
若林「こちらのネックレスはこのお値段になります」
主人公「はい・・・わ、けっこういいお値段ですね!」
若林「ええ、こちらゴールドでですので、このようなお値段で買い取りさせていただきます」
主人公「ありがとうございます」
若林「そしてこちらのバッグですが・・・」
主人公「は、はい」
若林「こちらのお値段で買い取らせていただきます」
主人公「え、あ、買い取っていただけるんですか!?」
若林「はい」
主人公「よかった~!壊れてるから無理なのかなって、ちょっと思ってたので・・・嬉しいです~!捨てないでよかった~!」
若林「そうしますと、合計金額がこのようになりますが、端数を切り上げまして」
若林「こちらでいかがでしょうか?」
主人公「はい!ぜひ、こちらでお願いします!」
若林「ありがとうございます」
若林「それでは、何か身分証になるもの、免許証やマイナンバーカードなどをご呈示いただければと存じます」
主人公「じゃあ、これで」
若林「ありがとうございます」
若林「それでは、これでご成約とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました」
主人公「ありがとうございました!」
主人公「やったー!売れた売れた!」
主人公「前に売りに行ったあの店よりずっといい値段つけてくれたわ。壊れたバッグまで買い取ってくれるとはねー」
主人公「買取大吉 新静岡店、いいお店だわ。何か見つかったらまた売りに行こうっと!」
主人公「とりあえずまた、実家に探しに行こうか」